7月26日(火)
今年の開催場所、川崎市宮前区にある「川崎市青少年の家」には、12時半くらいから参加者親子が集まりはじめ、予定通り13時30分から開会式が始まりました。NPO法人芸術村あすなろの代表理事の米田さん、川崎市青少年の家の先生からご挨拶を頂き、合宿中の「5つの約束」をみんなで復唱。例年のようにバスに乗り込み「いってらっしゃい」ではない分、子供たちもお母さんたちも、離れ離れになる緊張感はそんなにないように思われましたが、開会式終了と同時にお母さんと離れられなくて泣き出す子がいました。これも家にほど近い、地元開催がゆえのことと思われました。
開会式の後はオリエンテーション。部屋割り、荷物整理、施設の下見、班ごとの交流が行われました。今回あすなろに在籍していない子供たちも数人参加していましたが、すぐに打ち解けて仲良くグループを作っていました。オリエンテーションの後は早速合唱練習。主に友達との交流や体をほぐすことに時間を割きました。夕食の後は全員でボレロの練習。リトミックを中心にリズムの練習を行い、後半はヴァイオリンとリコーダー、ピアニカに分かれてパート練習を行いました。
1日のまとめの後は就寝。と言っても子供たちのテンションは上がりっぱなし!中には夜中の1時ころまで起きていた子もいたようです。












7月27日(水)
朝6時15分起床。どこかの部屋だけ寝坊してしまいましたが、朝食には間に合いました。朝食後は早速全体合唱練習。踊りの岡崎先生に来て頂いて「勇気100%」と「ドレミの歌」の振り付けを教わりました。


全体合唱の後はお楽しみの工作教室。今年はペーパークラフトでスイカの貯金箱を作りました。美術教室の米澤修先生から指導を受けながら、お昼をはさんで行われました。この貯金箱にはお金を出すところがなく、みんな不満げでしたが、「だからお金が貯まるんだろ?」と先生から説明を受けて、しぶしぶ納得していました。










工作教室の後は、ヴァイオリン、合唱に分かれて練習しました。ヴァイオリンの人たちは、あすなろのバスで近くの宮前平小学校へ移動して「カノン」の練習をしました。宮前平小学校では校長先生のご好意で冷房のついた教室を使わせて頂きました。合唱の人たちはプレイホールで「ドレミの歌」の練習を行いました。
夕食後、入浴を済ませ、夜7時半より戦争体験講話を元川崎市の小学校の校長先生をされていた、佐藤先生より頂きました。先の戦争で満州へ行かれ、そこでの様々な体験をありのままに、時には汽車の音や鉄砲の音などを大きな声で発せられ、説得力あるお話を頂きました。家族や親しい人を戦争の中で失った悲しみ、辛さを生の声で聴くことができ、子供たちの心の中に深く刻まれました。





7月28日(木)
合宿3日目。早くも明日が最終日で演奏会。練習も大詰めです。今日は朝食後全体合唱の練習をし、合唱、ヴァイオリンに分かれてそれぞれ練習に励みました。
午後は子供たちとっては大きな楽しみのひとつ、プールでの水泳がありました。朝から小雨もようで天気が心配されましたが、プールの水温も充分あり、良い気分転換になりました。







夕食後、ボレロの合奏練習。その後はこれまた楽しみなキャンプファイヤー&花火。山形での2メートルくらいあるキャンプファイヤーよりは大分小規模で、声の方もご近所に迷惑がかからないように気にしながらでしたが、子供たちは充分楽しみました。





7月29日(金)
いよいよ合宿最終日。今日は朝食の後、部屋の片付けや荷物整理。9時までに部屋を出て直ぐにリハーサル、そして10時半からコンサートと慌しい最終日です。
10時過ぎからお母さん方が集まりはじめ、いよいよ3泊4日間の成果が試される演奏会。子供たちも心なしか緊張した様子でしたが、誰よりもわれわれ講師スタッフが一番ドキドキしていたかもしれません。







「ブラボー!」の声でボレロ終演。色々な意味で特別な合宿が終わりました。今まで山形の自然や風土、地元の方々との触れ合いの中で行ってきた合宿と違い、ほとんどインドアで音楽中心の合宿でしたが、この短い期間でこれほどまで充実した音、そして声に踊りと、改めて子供たちの吸収力、集中力のすごさに感心させられました。
今後合宿の感想文集もできあがりますので、そこで子供たちそしてお母さん、お父さんのこの合宿に対する感想が語られると思いますが、終演後の子供たちの表情が、確かな手ごたえとしてこの合宿の成果を表していたように思います。参加した子供たち、お父さんお母さん本当にご苦労様でした。そしてありがとうございました。








